深夜帯 | 生熊運送株式会社リクルートサイト

今回ご覧いただきますのは、深夜帯で働く唯一の女性ドライバーです。
大型免許も所持しており、ダンプの運転経験もあるパワフルな女性ドライバーの1日に密着してみましょう!!

0:30 点呼(アルコールチェック・血圧測定etc)

早朝帯同様、出社したらまずは点呼を取り、上記を行います。
この時間帯に働いている人たちは体への負担は大きいはずです。なので血圧の数値等は重要な健康のバロメーターになってきます。
また、前日に起こった出来事に付随した連絡事項があれば、このタイミングで確認を行い、同時に'''身だしなみ'''のチェックも行います。

※※夜中の納品には店舗の鍵を開錠する必要があるため、会社で保管している店舗の警備キーを持ち出します。

1:00~1:50 物流センターにて積込み作業

物流センターに到着したら、本日1回目の積込み作業です。
広いセンターに様々な商品が点在しているので、積込み忘れがないよう気を付けながら作業を行います。

この時間帯は物流センター内の荷物が1番多い時間帯です。積込みをしているカゴ台車が自分の担当する店舗なのか、しっかり確認をする必要があります。


カゴ台車は6t車の場合、最大25台積載します。飲料等、重たい商品も積みますが、カゴ台車にはキャスターが付いている為、コツを掴めばご覧の通り、女性でも同時に複数台のカゴ台車を移動させる事が出来ます。

「さすがです!でも無理はなさらないように......」

2:30~3:00 1回目の店舗への納品および回収物の積込み

商品破損をしないよう納品するのも重要ですが、納品時間が深夜なので、作業音が近隣に響かないように細心の注意を払いながら納品を行います。

この時間帯は店舗の警備をドライバー自らが解除をして納品をし、無事に納品を終えると、次は回収物の積込みを行います。

この時間帯の回収物は、台車をはじめ、お客様から店舗に持ち込まれた空き缶やペットボトル、弁当トレー等のリサイクル品などがメインになります。

大切なポイント

この時間帯の納品は店舗に従業員の方がいません。その為、ドライバー自らが店舗の警備を解除して納品を行います。もし警備を解除せずに納品を行うと警備発報してしまいますので十分注意をする必要があります。

さらに、朝の点呼時に預かった警備キーも帰りの点呼時まで無くす事なく各自大事に取り扱います。

3:30~5:30 回収物の整理&次便の積込み

回収物のお片付けです。リサイクル品は物流センターに近接しているリサイクル専用センターで分別をします。その後、2回目の積込み作業を行います。前便と今回の便で、1日に配送をする生鮮品の8割程度を配送をするため、仕分作業が終わるまで待機をしなければなりません。待機しているこの時間に仮眠や食事をします。

重い商品を積込みしていますが、ご覧の通り気合を入れて移動させています!

7:00 2回目の店舗への納品および回収物の積込み

2回目の納品です!(※今回密着しているコースは店舗の都合により、行きは全線高速道路を利用しています。)

前便と同様に、細心の注意を払いながら納品をし、回収物の積込を行います。

店舗や日によって回収物の量も変動しますが、多い日はトラックに積み切れない程の回収物があります。
回収作業で30分以上かかる時もあり、納品作業よりも時間と労力がかかる作業です。

10:00 締め作業

物流センターに戻って、先程の回収物を片付けます。

回収物は、容器・カゴ台車・リサイクル品と様々です。

容器は、所定の位置に戻します。容器の種類は30種類以上あり、量が多いと1時間近くかかる時もあります。リサイクル品は前便同様にリサイクルセンターで分別をします。
夏場には空き缶の消費量が多くなるため、結構な労力になってしまいます。ビールが美味しい季節だからしょうがないかもしれませんね。

10:45 翌日の準備(給油・洗車)

全業務を終え、会社に戻り、給油と洗車を行います。この車格には、排出ガスをキレイにするための装置が付いており、その装置に必要なアドブルー(尿素)の補充も行います。また、車両に不具合がある場合は、会社に報告をし修理を行います。

深夜帯のコースは公設市場から店舗へ鮮魚を配送するコースもあります。そのため、生臭さを消すために庫内はしっかり洗う必要があります。おかげで深夜帯に働いているドライバーさんが担当するトラックの庫内は新品同様にピカピカです!

いつもありがとうございます!!

11:15 点呼

朝と同様、点呼とアルコールチェックを行い、納品時に使用した警備キーの返却をし、明日のコースの確認を行います。


以上、今日も1日お疲れ様でした!

この時間帯のコースは生鮮品を多く配送します。生鮮品はグロサリー品(調味料・お菓子etc)よりも破損するリスクが高いので、積み降ろし等の作業に、より神経を使いますし、夜間の運転も十分気を付ける必要があります。ですが、日中よりも道路は空いているので、運転中のストレスは少ないかと思います。
コースによって多少出勤時間は変動しますが、どのコースも総走行距離は200km~230km程度と未経験の方でも無理なく働けると思います。