大型免許取得ガイド|条件、費用、流れを詳しく解説!トラックドライバーやバスの運転手を目指す方必見!

物流業界や旅客運送業で活躍するために必須となる「大型免許」。トラック、ダンプカー、バスなどの運転に必要な免許で、正式には「大型自動車第一種免許」「大型自動車第二種免許」と呼ばれています。この記事では、「大型免許」に焦点を当て、取得条件や具体的な取得方法、費用、助成制度まで徹底的に解説します。これから大型免許の取得を目指す方にとって、実用的かつ役立つ情報をお届けします。

■トラックドライバーが社会に担う役割(東京都トラック協会)
https://www.totokyo.or.jp/runtalk109tokyo/closeup/society/

目次

1. 大型免許とは?その定義と種類

1.1 大型免許の定義

「大型免許」とは、道路交通法および道路運送車両に関する法律に基づいて定められた、大型自動車を運転するために必要な免許です。警察庁の道路交通法によると、大型自動車とは、車両総重量が11トン以上、最大積載量が6.5トン以上、または乗車定員が30人以上の自動車です。主にはトラック、ダンプカー、タンクローリー、ミキサー車、そして観光バスや路線バスなどが大型自動車に該当します。

これらの条件を満たす車両を運転するためには、大型免許が必要です。大型免許を取得することで、トラックやバスなど、業務用の大型車両を運転することが可能になります。

1.2 大型免許の種類

大型免許には「第一種」と「第二種」の2種類があります。

  • 第一種免許: 主に貨物の運搬に使用されるトラックやダンプカーなどの運転に必要です。
  • 第二種免許: 乗客を乗せるバスなどの運転に必要で、旅客運送業務に従事する場合に求められます。

第二種免許は、乗客を安全に運ぶためにより高度な運転技術が求められるため、第一種免許よりやや取得難易度が高くなっています。

2. 大型免許取得の条件とは?

大型免許を取得するには、いくつかの条件を満たす必要があります。これらの条件は、年齢、既存の免許、そして身体的な適性に関するものです。

2.1 年齢条件

大型免許を取得するためには、満21歳以上であることが必要です。ただし、19歳以上で中型免許や準中型免許などを所持し、その免許の所持期間が1年以上であれば、受験が可能になります。

2.2 免許条件

大型免許の受験には、普通免許準中型免許中型免許大型特殊免許のいずれかを所持している必要があります。また、これらの免許を取得してから、通算で3年以上の運転経歴が求められます。なお、この期間に免許停止などがあった場合、その期間は除外されます。

2.3 身体的な条件

大型車両を安全に運転するために、以下の身体的条件もクリアする必要があります。

  • 視力: 両目で0.8以上、かつ片目で0.5以上(眼鏡・コンタクトレンズ使用可)。
  • 深視力検査: 2.5メートルの距離で3回行い、誤差が2センチメートル以内であること。
  • 色覚: 信号機の赤・青・黄が識別できること。
  • 聴力: 10メートル以上離れた距離で90デシベルの警報音が聞こえること。
  • 運動機能: 自動車の運転に支障をきたす身体障害がないこと。

これらの条件をすべて満たすことで、大型免許の受験資格を得ることができます。

3. 大型免許の取得方法|教習所と一発試験の違い

大型免許を取得する方法には、大きく分けて2つの方法があります。それは、自動車教習所に通う方法と、運転免許試験場で直接試験を受ける「一発試験」です。

3.1 自動車教習所での取得方法

自動車教習所に通う方法は、普通免許と同様に学科および技能教習を受け、卒業検定に合格することで免許を取得する手段です。この方法は、教習所で体系的に学べるため、運転技術に不安がある方や、確実に免許を取得したい方に適しています。

  • 学科教習: 主に大型車両に関する法律や、安全運転に関する知識を学びます。
  • 技能教習: 教習所内のコースおよび実際の路上で、大型車両の運転技術を習得します。

自動車教習所での取得には、時間と費用がかかりますが、教習所のサポートを受けながら段階的に学べるため、多くの受験者が選択する方法です。

3.2 一発試験での取得方法

一発試験とは、教習所に通わずに運転免許試験場で直接試験を受ける方法です。この方法は、費用や時間を節約できるメリットがありますが、非常に難易度が高く、十分な運転経験が必要です。

  • 仮免許試験: 運転技術と適性検査を受け、仮免許を取得します。
  • 路上練習: 仮免許取得後、路上での練習を行います。
  • 本試験: 最終的に、実技試験と学科試験を受け、合格すれば免許が交付されます。

一発試験は、運転技術や知識に自信がある方や、過去に免許を失効してしまった方におすすめの方法です。

4. 大型免許取得にかかる費用と時間

大型免許を取得するためには、一定の費用と時間がかかります。取得方法や既存の免許の種類によって、これらは異なります。

4.1 教習所での費用と時間

自動車教習所に通う場合、費用と時間は以下の通りです。

  • 中型免許所持者: 費用は約25万円、教習期間は2〜3週間程度。
  • 準中型免許所持者: 費用は約30万円、教習期間は約3週間。
  • 普通免許所持者: 費用は約35万円、教習期間は3〜4週間。

地域や教習所によっても異なりますが、これらが一般的な費用と期間の目安です。合宿での取得を選ぶ場合は、費用が5万円ほど安くなることもあります。

4.2 一発試験の費用と時間

一発試験の場合、費用は以下のようになります。

  • 仮免許試験: 約5,000〜6,000円。
  • 本試験: 約30,000円。

一発試験は、すべての試験に一度で合格した場合の費用が約35,000円となります。ただし、試験に合格するまでの時間は個人差が大きく、運転技術や知識に自信がある方でも一回で合格することは珍しいと言われ、中には合格するまでに数回受験する必要がある場合もあるため、慎重に検討をしましょう。

5. 大型免許取得に役立つ助成制度

大型免許の取得には費用がかかりますが、助成制度を利用することでその負担を軽減することができます。

5.1 教育訓練給付制度

教育訓練給付制度は、労働者の能力開発やキャリア形成を支援するための制度です。厚生労働省が指定した講座を受講することで、受講費用の一部が給付金として支給されます。

  • 給付金額: 支払った費用の20%(上限10万円)。
  • 対象者: 雇用保険に1年以上加入していて、離職してから1年以内の方。

大型免許取得に関する講座も、この制度の対象となっており、利用することで経済的負担を軽減できます。

5.2 人材開発支援助成金

人材開発支援助成金は、事業主が従業員に対して行う職業訓練の費用を助成する制度です。大型免許の取得も対象となっており、事業主が社員に免許を取得させる際に利用できます。

  • 助成対象: 厚生労働省が認定する職務に関連した教育・職業訓練。
  • 助成内容: 訓練経費の一部を助成。

事業主が従業員に大型免許を取得させる場合、この助成金を利用することで、企業側の負担を減らすことができます。

6. 大型免許を取得するメリット

大型免許を取得することで、以下のようなメリットがあります。

6.1 キャリアの幅が広がる

大型免許を持っていることで、トラックドライバーやバス運転手など、様々な職種に挑戦できるようになります。特に、物流業界では大型車両を運転できる人材の需要は高く、就職や転職に非常に有利になります。

6.2 収入がアップする可能性が高い

大型免許を持つことで、通常の普通免許では運転できない車両を扱うことができるため、給与が高く設定される傾向があります。また、長距離運転や特殊な荷物を運ぶ仕事など、特殊な条件下での業務では、さらに高い収入が期待できます。

6.3 長期間働ける

大型免許は一生ものの資格です。年齢を重ねても、長距離運転や貨物輸送などの業務で長期間働くことが可能です。体力や健康に自信がある方であれば、定年後も現役で活躍することができます。

まとめ|大型免許取得でキャリアアップを目指そう

大型免許の取得は、物流や旅客運送業界でのキャリアを広げ、収入アップや安定した仕事に就くための強力なツールとなります。取得には時間や費用がかかるものの、助成制度を利用することで経済的な負担を軽減できる点も魅力です。

今後のキャリアを考え、大型免許の取得を検討している方は、この記事で紹介した情報を参考にして、自分に合った取得方法を選んでみてください。大型免許を手に入れ、より良い仕事環境を実現しましょう。

生熊運送では、大型免許費用を会社負担しています!

生熊運送では、まずは普通免許を持っていれば入社が可能です。そして、資格取得支援制度により、入社後に大型免許を取得する場合は、会社負担で取得可能となっております。また2007年6月2日以降に中型免許を取得の場合は10万円を支給しております!生熊運送では社員が長く安心してキャリアを築ける環境を今後も整えていきます!

生熊運送の代表からのメッセージ

「真面目にコツコツ」が当社の強み

当社は創業58年、従業員110名、車両85台、主に茨城県内で食品輸送を行っています。主な取引先は県内の大手スーパー、景気の変化に左右されにくいため、震災・コロナ禍も安定した成長を実現し、今後も業務量の拡大を見込んでいます。

当社の特徴は「社員の挨拶と身だしなみ」「丁寧な社員教育」「車両のキレイさ」など。「真面目にコツコツ」とやってきたことが、取引先、消費者、そして従業員にも支持されてきたと感じております。

社員のため、運送業界のため

運送業界は、世の中の血流です。特に当社の様な食品輸送は365日、当たり前の日常のために、人知れず動き続けないとなりません。一般的には大変な仕事かと思われるかもしれませんが、それが私のそして社員の「縁の下の力持ち」としてのプライドにもなっております。
そのため、当社は今後も「真面目にコツコツ」を大切にし、社員が安心し、プライドを持って働ける環境、そして当たり前に「ありがとう」と言われる様な運送業界の変革にも寄与していきたいと考えています。

そのために当社は、今までも社員の賃金UPのために「幅広い商品に対応した冷蔵コンテナ製造」による効率的な輸送実現、「ドラレコ・モービルアイ(車間警報装置)・バックモニター」による安全面の向上など業界に先駆けた設備投資、従業員が長く安心して働ける様に「団体長期障害所得補償・業務災害総合保険」に加入、「大型連休制度・レンタカー割引」など福利厚生の充実にも積極的に取り組んできました。

県内を代表する企業へ!

そして今後は倉庫業への進出も念頭に更なる拡大を目指し、土浦地区、ゆくゆくは茨城県を代表する企業に成長したいと考えています。最後に当社の一番の売りは、社員の仲の良さ、いつも笑いが絶えない社風です。是非、一度お越し下さい!

生熊運送株式会社 代表取締役 生熊 一志

生熊運送には、こんな人が来て欲しい!

当社は運送業界の中では「ハイブリッド型の会社」かと思っています。ハイブリッド型とは何なのかと申しますと、いわゆるThe運送会社の様な、トラック好き、運転好きな方もいれば、普通の会社の様に生活のため、家族との時間のために働いている方もたくさんいます。
スタッフのタイプも千差万別、自分の仕事が終わったら、パッと帰宅といった仕事とプライベートをきっちり分けている方がいる一方、同僚との会話を楽しんだり、飲みに行ったり、休日も釣りやゴルフを一緒に楽しんでいる方もいます。

この様に生熊運送としては、会社のルールさえ守ってもらえれば、働き方、同僚との接し方などはそれぞれの自由で良いという社風です。だから多くの人にとって居心地の良い空間があり、結果、生熊運送の定着率の高さにつながっていると考えています!是非、ちょっとでも興味があれば一度お越し頂ければと思います。そして面接でアナタの希望や想いを教えて下さい!

生熊運送はトラックドライバーを絶賛募集中!

最後に生熊運送の魅力を簡単にお伝えさせて頂きます。以下の様な様々なメリットを提供しており、特に未経験からトラックドライバーを目指す方にとって魅力的な職場環境が整っています。

資格支援制度

大型免許などの資格取得を支援し、キャリアアップを全面的にバックアップします。

良好な労働環境

適切な休息時間の確保や健康管理に配慮した労働環境を提供し、ドライバーの健康を第一に考えます。

女性ドライバー活躍中

性別を問わず、多くの女性ドライバーが活躍しており、女性にも働きやすい環境があります。

高収入を目指せる給与体系:

経験や能力に応じた適正な給与体系で、頑張りが収入に直結します。

若い方~中高年の採用実績

幅広い年齢層の採用に積極的で、若い方はもちろん、中高年でも新しいキャリアを築けるチャンスがあります。

生熊運送では未経験でも安心してスタートできる懇切丁寧な教育・研修を用意

生熊運送の売りは優しい先輩の丁寧な教育・研修です。未経験の方には最低でも2週間、その方の習熟度に合わせ最長1か月の研修を行っています。
初めての4tトラックで不安になる方も多いと思いますが、先輩が慣れるまでトコトン同乗指導、荷物の運び方など細かなルールまで丁寧にお教えします。
直近5年間に入社した70%は未経験からのスタート、みんな徐々に慣れて一人前になっています。そして先輩から後輩へ、懇切丁寧な「教育の文化」は脈々と受け継がれているのが当社の特徴です。

生熊運送は「給与・休日」を「選択」できるから自分らしく働ける

生熊運送は社員が働き易い環境作りを積極的に行っています。例えば、ガッチリ稼ぎたい方には「週6日勤務の月6日休み」、完全週休2日制でプライベートを充実させたい方には「週5日勤務の月9日休み」の勤務形態を用意しています。さらに月毎に変更もできるため、普段はガッチリ働き、子供の夏休み中は休みを多く取るといったスタイルもOKです!

また「ロングバケーション制度(大型連休取得制度)」もあり、毎年の様に14日間の休みを取得し、帰省や登山、海外旅行など余暇を存分に楽しんでいる社員がいます。さらに当社は「残業」もほとんどありません。そもそも無理な業務量にならない様に調整しておりますので、日々の生活もオンオフのメリハリを付けて、無理なく、自分らしく働けます!

多彩で充実した福利厚生制度

生熊運送では、社員が長く安心して働いて欲しいという想いから、手厚い保険制度や退職金制度はもちろん、様々な福利厚生制度を取り入れています。

■万が一の病気・ケガでも手厚くサポートする保険に加入
・業務災害総合保険/ハイパー任意労災(がん等医療費用補償特約/AIG損保ハイパーメディカル&プラス)
・団体長期障害所得補償制度(GLTD)
■キャリアップ支援
・資格取得支援制度(大型免許は会社負担で取得可能)
・2007年6月2日以降に中型免許を取得の場合10万円支給
■割引購入制度
・安全靴代の半額を会社負担(アシックス・ミズノなど年間2足まで)
・通勤用マイカーのタイヤ割引購入
■旅行・レジャー系
・ロングバケーション制度(大型連休取得制度)※14日間の取得実績あり
・鹿島アントラーズの試合観戦無料(年間シート2席あり)
・提携リゾートホテル利用
・レンタカー社員割引(アルファード)
■その他
・誕生日(某スーパー商品券)、お歳暮、お中元のプレゼント
・遠方者家賃補助

生熊運送では、未経験からでも安心してスタートできるサポート体制と、長期的に働ける環境が整っています。興味がある方は是非、気軽にお問合せいただければと思います!

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