徹底的にトラックドライバーの収入を調べてみた!車両の種類別・性別・年代別・地域別・企業規模別で徹底検証!

トラックドライバーの収入については「若い人でも結構稼げる!」「仕事が多いため中高年になっても安定している!」というプラスのイメージや、一方で「2024年問題で稼ぎにくくなっている」など、マイナスのイメージも持たれています。そこで今回はトラックドライバーの収入について、主に収入を左右する「車両の種類」「性別」「年代」「地域」「企業規模」といった項目別に徹底的ご紹介をしたいと思います。アナタのトラックドライバーとしてのキャリアを選択する際のポイントや企業の選び方について参考にして頂ければ幸いです。

目次

トラックドライバーの平均年収 車両の種類別

小型トラックドライバー

小型トラック(1~2トン)は、主に市内や近郊での配送業務に使用されます。このクラスのドライバーの平均年収は、約300万円から400万円とされています。短距離の配送が中心で、日帰り可能な業務が多いため、生活リズムを整えやすいのが特徴です。

中型トラックドライバー

中型トラック(4~7トン)は、地域間の配送や中距離輸送に利用されます。中型トラックドライバーの平均年収は、約350万円から450万円程度とされています。業務内容によっては、フォークリフトの操作が必要となる場合もあり、関連資格を持っていると給与面で有利になることがあります。

大型トラックドライバー

大型トラック(10トン以上)は、長距離輸送や大量の貨物運搬に従事します。このクラスのドライバーの平均年収は、約450万円から550万円とされています。長時間運転や夜間業務が多く、体力的な負担も大きいですが、その分給与も高めに設定されています。

トレーラードライバー

トレーラーやタンクローリーなどの特殊車両を運転するドライバーは、高度な技術と専門資格が求められます。これらのドライバーの平均年収は、約500万円から600万円と、トラックドライバーの中でも高水準です。特殊な免許や資格(例:牽引免許、危険物取扱者資格)を取得することで、さらに収入アップが期待できます。

距離別の収入差

運行距離によっても収入は変動します。長距離ドライバーは、1回の運行で数百キロ以上を走行し、年収は約450万円から700万円と高めです。一方、短距離ドライバーは地域内での配送が中心で、年収は約350万円から550万円とされています。長距離運行は拘束時間が長くなるため、その分手当が上乗せされる傾向があります。

トラックドライバーの平均年収 男女の性別

男性トラックドライバー

平均年収は約458.9万円とされています。

女性トラックドライバー

平均年収は約386.5万円とされています。

性別による収入差

男性に比べて約72.4万円低い傾向があります。これは、女性ドライバーの割合がまだ少ないことや、勤務形態の違いなどが影響していると考えられます。

トラックドライバーの平均年収 年代別

20代(20~29歳)

平均年収は約407.6万円です。この年代はキャリアの初期段階であり、経験が浅いため、収入は他の年代に比べて低めですが、着実にスキルを積み重ねることで昇給のチャンスがあります。

30代(30~39歳)

平均年収は約458.9万円となります。この年代では、業務経験が増え、責任のあるポジションを任されることが多くなり、それに伴い収入も上昇する傾向があります。

40代(40~49歳)

平均年収は約479.6万円で、キャリアのピークに差し掛かる時期です。豊富な経験と高い技術力が評価され、収入も最も高くなる傾向があります。

50代(50~59歳)

平均年収は約470.9万円です。40代と比較すると若干の減少が見られるものの、依然として高い水準を維持しています。長年の経験と信頼が収入に反映されています。

60代(60歳以上)

平均年収は約388.0万円となります。定年後の再雇用や勤務時間の短縮などにより、収入が減少する傾向がありますが、経験豊富なドライバーとしての需要は依然として高いです。

年代別収入の変動要因

経験とスキルの蓄積

年齢とともに業務経験や運転技術が向上し、それが収入増加に直結します。特に30代から40代にかけては、リーダーシップや指導的立場を任されることが多くなり、給与面でも優遇される傾向があります。

勤務時間と労働条件

若年層では長時間労働や夜間勤務に柔軟に対応できるため、手当が加算され収入が増えることがあります。一方、50代以降になると体力的な理由や健康面から勤務時間を調整するケースが増え、それが収入に影響を与えることがあります。

再雇用制度の影響

60歳以上のドライバーは、定年後に再雇用制度を利用して働くケースが多く、勤務形態や労働時間の変化により、若干の収入減少が見られることがあります。

トラックドライバーの平均年収 地域別

首都圏(関東地方)

  • 東京都: 平均年収は約550万円で、全国で最も高い水準です。
  • 神奈川県: 平均年収は約432万円です。
  • 埼玉県: 平均年収は約510万円です。

関西地方

  • 大阪府: 平均年収は約472万円で、全国で2番目に高い水準です。
  • 兵庫県: 平均年収は約430万円です。
  • 京都府: 平均年収は約420万円です。

中部地方

  • 愛知県: 平均年収は約432万円です。
  • 静岡県: 平均年収は約393万円です。

東北地方

  • 宮城県: 平均年収は約393万円です。
  • 秋田県: 平均年収は約314万円で、全国で最も低い水準です。

九州地方

  • 福岡県: 平均年収は約430万円です。
  • 熊本県: 平均年収は約354万円です。

地域別年収の背景

都市部では物流需要が高く、トラックドライバーの給与水準も高くなる傾向があります。一方、地方では需要や物価の影響で収入が低くなることがあります。また、地域ごとの経済状況や産業構造も、ドライバーの収入に影響を与える要因となっています。

トラックドライバーの平均年収 企業規模別

大型トラックドライバーの企業規模別平均年収

  • 従業員数10~99人の企業: 平均年収は約465万9,800円です。
  • 従業員数100~999人の企業: 平均年収は約515万7,800円です。
  • 従業員数1,000人以上の企業: 平均年収は約530万2,200円です。

このように、企業規模が大きくなるほど、平均年収も高くなる傾向があります。

中小型トラックドライバーの企業規模別平均年収

  • 従業員数10~99人の企業: 平均年収は約396万3,700円です。
  • 従業員数100~999人の企業: 平均年収は約418万1,900円です。
  • 従業員数1,000人以上の企業: 平均年収は約479万4,700円です。

こちらも、企業規模が大きいほど平均年収が高くなる傾向が見られます。

企業規模による年収差の背景

  • 福利厚生の充実度: 大企業では、賞与や各種手当、福利厚生が充実していることが多く、これが年収に反映されます。
  • 業務量と安定性: 大企業は取引先や業務量が安定しており、収入も安定しやすい傾向があります。
  • 昇進・昇給の機会: 企業規模が大きいほど、昇進や昇給の制度が整備されている場合が多く、キャリアアップに伴う収入増加が期待できます。

中小企業でのキャリア形成

一方、中小企業では以下のような特徴があります。

  • 柔軟な勤務体系: 中小企業では、個々の事情に合わせた柔軟な勤務体系が取り入れられていることがあります。
  • 多様な業務経験: 幅広い業務を経験できるため、スキルの向上や多様なキャリア形成が可能です。
  • アットホームな職場環境: 社員同士の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で働けることが多いです。

企業選びのポイント

企業規模だけでなく、以下の点も考慮して就職・転職活動を行うことが重要です。

  • 労働環境: 労働時間や休暇制度、職場の雰囲気などを確認しましょう。
  • 教育制度: 未経験者への研修や資格取得支援など、成長をサポートする制度が整っているかをチェックしましょう。
  • 将来性: 企業の業績や将来性を見極め、長期的に安定して働けるかを判断しましょう。

トラックドライバーとしての最適なキャリアを描くために

トラックドライバーは、車両の種類、勤務地、企業規模、年齢や性別などの条件によって、収入や働き方に幅広い選択肢があります。そのため、自分の目標やライフスタイル、将来的なキャリアビジョンをしっかりと見据えて選択することが大切です。

成功するための具体的な行動

  1. 資格取得: 大型免許やフォークリフト資格を取得し、選べる仕事の幅を広げる。
  2. 情報収集: 求人情報をしっかり確認し、企業ごとの労働条件や福利厚生を比較する。
  3. 自分の価値観に合った企業選び: 収入だけでなく、職場環境や勤務形態も考慮して、自分に合った企業を選ぶ。

トラックドライバーとしてのキャリアは、多様な選択肢に満ちています。この記事を参考に、ぜひあなたにとって最適な働き方を見つけてください!

生熊運送の代表からのメッセージ

「真面目にコツコツ」が当社の強み

当社は創業58年、従業員110名、車両85台、主に茨城県内で食品輸送を行っています。主な取引先は県内の大手スーパー、景気の変化に左右されにくいため、震災・コロナ禍も安定した成長を実現し、今後も業務量の拡大を見込んでいます。

当社の特徴は「社員の挨拶と身だしなみ」「丁寧な社員教育」「車両のキレイさ」など。「真面目にコツコツ」とやってきたことが、取引先、消費者、そして従業員にも支持されてきたと感じております。

社員のため、運送業界のため

運送業界は、世の中の血流です。特に当社の様な食品輸送は365日、当たり前の日常のために、人知れず動き続けないとなりません。一般的には大変な仕事かと思われるかもしれませんが、それが私のそして社員の「縁の下の力持ち」としてのプライドにもなっております。
そのため、当社は今後も「真面目にコツコツ」を大切にし、社員が安心し、プライドを持って働ける環境、そして当たり前に「ありがとう」と言われる様な運送業界の変革にも寄与していきたいと考えています。

そのために当社は、今までも社員の賃金UPのために「幅広い商品に対応した冷蔵コンテナ製造」による効率的な輸送実現、「ドラレコ・モービルアイ(車間警報装置)・バックモニター」による安全面の向上など業界に先駆けた設備投資、従業員が長く安心して働ける様に「団体長期障害所得補償・業務災害総合保険」に加入、「大型連休制度・レンタカー割引」など福利厚生の充実にも積極的に取り組んできました。

県内を代表する企業へ!

そして今後は倉庫業への進出も念頭に更なる拡大を目指し、土浦地区、ゆくゆくは茨城県を代表する企業に成長したいと考えています。最後に当社の一番の売りは、社員の仲の良さ、いつも笑いが絶えない社風です。是非、一度お越し下さい!

生熊運送株式会社 代表取締役 生熊 一志

生熊運送には、こんな人が来て欲しい!

当社は運送業界の中では「ハイブリッド型の会社」かと思っています。ハイブリッド型とは何なのかと申しますと、いわゆるThe運送会社の様な、トラック好き、運転好きな方もいれば、普通の会社の様に生活のため、家族との時間のために働いている方もたくさんいます。
スタッフのタイプも千差万別、自分の仕事が終わったら、パッと帰宅といった仕事とプライベートをきっちり分けている方がいる一方、同僚との会話を楽しんだり、飲みに行ったり、休日も釣りやゴルフを一緒に楽しんでいる方もいます。

この様に生熊運送としては、会社のルールさえ守ってもらえれば、働き方、同僚との接し方などはそれぞれの自由で良いという社風です。だから多くの人にとって居心地の良い空間があり、結果、生熊運送の定着率の高さにつながっていると考えています!是非、ちょっとでも興味があれば一度お越し頂ければと思います。そして面接でアナタの希望や想いを教えて下さい!

生熊運送はトラックドライバーを絶賛募集中!

最後に生熊運送の魅力を簡単にお伝えさせて頂きます。以下の様な様々なメリットを提供しており、特に未経験からトラックドライバーを目指す方にとって魅力的な職場環境が整っています。

資格支援制度

大型免許などの資格取得を支援し、キャリアアップを全面的にバックアップします。

良好な労働環境

適切な休息時間の確保や健康管理に配慮した労働環境を提供し、ドライバーの健康を第一に考えます。

女性ドライバー活躍中

性別を問わず、多くの女性ドライバーが活躍しており、女性にも働きやすい環境があります。

高収入を目指せる給与体系:

経験や能力に応じた適正な給与体系で、頑張りが収入に直結します。

若い方~中高年の採用実績

幅広い年齢層の採用に積極的で、若い方はもちろん、中高年でも新しいキャリアを築けるチャンスがあります。

生熊運送では未経験でも安心してスタートできる懇切丁寧な教育・研修を用意

生熊運送の売りは優しい先輩の丁寧な教育・研修です。未経験の方には最低でも2週間、その方の習熟度に合わせ最長1か月の研修を行っています。
初めての4tトラックで不安になる方も多いと思いますが、先輩が慣れるまでトコトン同乗指導、荷物の運び方など細かなルールまで丁寧にお教えします。
直近5年間に入社した70%は未経験からのスタート、みんな徐々に慣れて一人前になっています。そして先輩から後輩へ、懇切丁寧な「教育の文化」は脈々と受け継がれているのが当社の特徴です。

生熊運送は「給与・休日」を「選択」できるから自分らしく働ける

生熊運送は社員が働き易い環境作りを積極的に行っています。例えば、ガッチリ稼ぎたい方には「週6日勤務の月6日休み」、完全週休2日制でプライベートを充実させたい方には「週5日勤務の月9日休み」の勤務形態を用意しています。さらに月毎に変更もできるため、普段はガッチリ働き、子供の夏休み中は休みを多く取るといったスタイルもOKです!

また「ロングバケーション制度(大型連休取得制度)」もあり、毎年の様に14日間の休みを取得し、帰省や登山、海外旅行など余暇を存分に楽しんでいる社員がいます。さらに当社は「残業」もほとんどありません。そもそも無理な業務量にならない様に調整しておりますので、日々の生活もオンオフのメリハリを付けて、無理なく、自分らしく働けます!

多彩で充実した福利厚生制度

生熊運送では、社員が長く安心して働いて欲しいという想いから、手厚い保険制度や退職金制度はもちろん、様々な福利厚生制度を取り入れています。

■万が一の病気・ケガでも手厚くサポートする保険に加入
・業務災害総合保険/ハイパー任意労災(がん等医療費用補償特約/AIG損保ハイパーメディカル&プラス)
・団体長期障害所得補償制度(GLTD)
■キャリアップ支援
・資格取得支援制度(大型免許は会社負担で取得可能)
・2007年6月2日以降に中型免許を取得の場合10万円支給
■割引購入制度
・安全靴代の半額を会社負担(アシックス・ミズノなど年間2足まで)
・通勤用マイカーのタイヤ割引購入
■旅行・レジャー系
・ロングバケーション制度(大型連休取得制度)※14日間の取得実績あり
・鹿島アントラーズの試合観戦無料(年間シート2席あり)
・提携リゾートホテル利用
・レンタカー社員割引(アルファード)
■その他
・誕生日(某スーパー商品券)、お歳暮、お中元のプレゼント
・遠方者家賃補助

生熊運送では、未経験からでも安心してスタートできるサポート体制と、長期的に働ける環境が整っています。興味がある方は是非、気軽にお問合せいただければと思います!

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